
ビタミンの効能・効果とは?
ビタミンにはさまざまな種類があって、すべての種類やその効果をなかなか覚えることは難しいですよね?
ビタミン・ミネラルは人間が生きていく上で必要な栄養素の一つです。タンパク質、炭水化物、脂質の三大栄養素に加えてビタミンとミネラルを合わせて五大栄養素といいますが、体内で生成することができないため、定期的に外部から摂らないといけない栄養素です。
体内で合成できない栄養素
ビタミンは全部で13種類あり、このビタミンのほとんどは体内でつくることができないため、食べ物から摂取する必要があります。つまり、意識をしないで食事を嗜好のままに食べているといつの間にかビタミン不足に陥ってしまいます。
20歳以上の男女では厚生労働省が目標としている1日あたりの野菜摂取量350グラムを摂取できている人は全体の30%程度しかいません。ほとんどの人は1日あたり、70グラム足りないという状況で、足りない状況が続くと、野菜不足による体調不良につながる恐れがあります。
特に、「ビタミンA」は、摂取できていないナンバー1ともいえる栄養素です。
ビタミンAの役割とは?
ビタミンAの役割は目の健康維持や皮膚の保護、がん予防などさまざまです。人間が生きていくうえで必要な栄養素の一つだからこそ、不足するとさまざまな不調を招きます。また緑黄色野菜に含まれるβカロテンもこのビタミンAの仲間です。
ビタミンBやCは意識して摂っている人は多いけれど、ビタミンAは意識していない人が多いのではないでしょうか?

ビタミン類は主に食べ物から摂取しなければすぐに足りなくなってしまうので、常に意識して摂るようにしないといけません。
しかし、最近では野菜自体にも含まれている栄養素が低下しているのが問題視されているので、サプリメントを用いるなどして常に万全にして備える必要がありますね。
マルチビタミンならビタミンもミネラルもすべて入っているので、手軽に摂取できますね。
ビタミン不足は女性の大敵
ビタミン不足に悩まされている現代人ですが、実は普段から感じている不調がビタミン不足によるものだとしたらどう思いますか?
例えば、口内炎やニキビなど皮膚や粘膜、肌に表れる不調もあれば、つわりなど女性特有の症状を悪化させる場合もあります。ビタミン不足は女性の大敵ともいわれますが、正に女性にとってビタミンはとても重要な役割を持っています。
でも妊婦は摂取できるビタミンが限られる
つわりの症状を悪化させることもあるビタミン類ですが、実は妊婦は摂りすぎてはいけないといわれているビタミンがあります。
それはビタミンAやビタミンKです。
このビタミン類は胎児の成長や発育に支障をきたすとして、過剰な摂取はしないようにとあちこちで注意を促されています。 つわりを軽減させるためにビタミン類を摂取するときは含まれているビタミンの種類に気をつけるようにしてくださいね。
ビタミンは不足すると主に肌荒れを引き起こしますが、他にも怖い病気を招く恐れがあるので注意が必要です。

5大ビタミン欠乏症
ビタミン不足によって引き起こされるのが5大ビタミン欠乏症です。
これは不足するビタミンによって引き起こされる病気が異なりますが、どれも危険なものです。ただのビタミン不足と思っていると、実はやっかいな病気を招いてしまう恐れもあるので、真剣に受け止めるようにしましょう。
- ビタミンB1が不足すると脚気(かっけ)が引き起こされる・・・脚気とは全身の倦怠感や食欲不振、身体のしびれなどを引き起こす病気です。古くから多くの死者を出してきた病気の一つで、ビタミンが発見されてからは改善へと向かいました。しかし近年偏った食事をする人が増えたことにより予備軍と呼ばれる人たちが増えています。
- ビタミンCが不足すると壊血病が引き起こされる・・・美容効果の高いビタミンCですが、不足すると歯茎や皮膚など身体の至る所から血が出て貧血になったり、体重減少、免疫力低下につながる怖い病気です。大航海時代に多く死者を出したといわれ、海賊よりも恐れられていた病気の一つです。
- ナイアシン(ビタミンB3)が不足するとペラグラが引き起こされる・・・ペラグラとは皮膚の炎症から始まり消化器官や中枢神経の異常を発生させる病気です。また認知症を引き起こす可能性もあるので、記憶力低下などの症状も見られます。
- ビタミンB12が不足すると悪性貧血が引き起こされる・・・ただの貧血ではなく、血液中に大きい赤血球が生まれる進行性の高い貧血。昔は原因が分からず多くの死者が出ていました。黄疸などの症状が表れることもあります。
- ビタミンDが不足するとくる病が引き起こされる・・・骨の病気の一つで、日光に当たる時間が少ないため体内でビタミンDが生成できずに発症する人が多かった病気です。主にカルシウムが骨に沈着できなくなるので、骨が柔らかくなったり弱くなったりします。骨が盛り上がりこぶができたり低身長になる人もいます。
ビタミンが不足することでこういった怖い病気を引き起こしてしまいます。近年では医療が発達しているので治療も可能となっていますが、ビタミン不足だと気づかずに過ごし、悪化させてしまうとと考えるとすごく怖くなりますよね。
ミネラルも大事!ビタミンの効能
ミネラルはビタミンと同じく5大栄養素の一つです。
身体を作っている元素のうちの酸素・窒素・炭素・水素以外の総称で、このうち身体が生きていくうえでどうしても必要だというものを必須ミネラルと呼びます。ビタミンと同様にミネラルも不足するとさまざまな不調を招くので不足しないような食生活が重要です。
ビタミンと協力しながら働く
ミネラルとビタミンはお互いに影響しながら酵素と結びつき、食物を消化したり吸収するなどの働きをします。
また老廃物の排出やエネルギー生成などの生命活動を助けているので、切っても切れない関係にあります。ミネラル・ビタミンともにどちらかが欠けてもいけませんし、かといって大量に摂取するのも良くありません。
ミネラルとビタミンはお互いを助け合うものなので、どちらかに偏らないようにバランスよく摂取する必要があります。
ミネラルは食べ物から補うしかない
ミネラルはビタミン同様に食べ物から補うしかありません。
そのため偏った食事をしているとビタミンともども不足してさまざまな不調を引き起こします。例えばカルシウムが不足すると骨粗しょう症を、鉄分が不足すると貧血といった具合に、なんだか調子が悪いといったものから起き上がれないほどの不調までさまざまです。
ミネラルは海藻類やきのこ類、ほうれん草、魚介類、納豆などに豊富に含まれています。これらを食事の中でバランスよく摂取して、ミネラルが不足しないようにしましょう。
ビタミンが豊富なおすすめ食材とは?
ビタミンを多く含んでいる食材は野菜やお肉などに多く含まれます。
緑黄色野菜にはさまざまな栄養素が含まれていますし、肉類にはビタミンAやB群を含んでいて野菜だけでは補えない栄養素が詰まっています。しかし野菜や果物に豊富に含まれているビタミンであっても、数時間で体外に排出されてしまうという特徴を持っています。
また野菜などに含まれている栄養素は食事量に比例するのでかなりの量を食べなければいけません。しかし青汁なら毎日飲むだけで必要な栄養素を一気に摂取できるので、大量に食べたり栄養量を測る必要もありません!
サプリメントの多くは化学的に合成されている
ビタミン不足にはサプリメントを愛用している人も多いでしょう。
しかしサプリメントの多くも、飲んでから2~3時間程度で体外に排出されてしまいます。科学的に作られたビタミンなので、ビタミン単体しか入ってこないので、効果があるかといわれれば、あやふやな面が目立ちます。
サプリメントは不足しがちな栄養素を補うための画期的な手段ですが、実際のところ摂取量を計算したり効率的かを見比べればなんとも言えない面があるのです。
青汁でビタミンを効果的に摂取!
青汁に使われているのはビタミンやミネラルがたくさん詰まった葉っぱが多いです。
また天然ものなので栄養素も複合体で摂取できるので免疫力向上にも効果的です。含まれている栄養素もラベルに記載してあるので、1日に必要な栄養量を簡単に計算することもできます。
最近では飲みやすいように改良されているものも多く、抹茶感覚で飲めると人気があります。
飲むだけで不足しがちな栄養素を補えるので、青汁はビタミン・ミネラル補給に効果的です!健康を目指すのであれば、サプリメントよりも青汁を選んだ方が身体にも優しいですし、経済的ですよ!