
ビタミンにはいろいろな種類がありますが、それなりに頻繁に名前を聞くのがビタミンDです。ビタミンDを摂取するにはどんな食材を取ればいいのか調べてみました!
ビタミンDを多く含む食品(野菜)と含有量
食品100グラムあたりに含有されているビタミンDの量をランキング付したいと思います。まずダントツで多いのは、あまり食卓には出てきませんがあんこうの肝です。こちらは110マイクログラム含まれています。
半乾燥状態のしらす干しには61マイクログラム、いわしの丸干しには50マイクログラム、いくらには44マイクログラム、紅じゃけには33マイクログラム、にしんには22マイクログラム、生のさんまにやうなぎのかば焼きには19マイクログラム、まぐろのトロには18マイクログラム、さばには11マイクログラムという様になっています。
こうしてみるとビタミンDは主に魚に多く含まれているのが分かります。では野菜はどうかというと、残念ながら基本含まれていません。ですからこのビタミンを取るには魚が必要です。
ビタミンD不足を補うために理想の食べ方は?
ビタミンDは腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。ビタミンDの摂取量の目安ですが、こちらは成人男性・女性ともにだいたい5.5マイクログラムが推奨されています。
ではビタミンDを摂取する時にはどんな事を意識したら良いでしょうか。ビタミンDは水溶性ではなく脂溶性です。ですから脂を使っての調理をすると良いでしょう。そうすれば体内での吸収の度合いも良くなります。
マルチビタミンのサプリメントを摂れば、偏りなくビタミンDを効率的に摂取しやすくなります。手軽に摂れるのもうれしいですね。
おすすめのレシピ
あんこうの肝はなかなか入手できるものではないので、メジャーなしらす干しを使ったレシピを一つご紹介します。「しらすのぺペロンチーノ」です。
健康に良いことで話題になるオリーブ油を使ったパスタですが、まずオリーブオイルとにんにくをしっかり火にかけます。にんにくの色付きが良くなったらしらすを入れて軽くいためます。そこにゆで汁とだしを小さじ1ほど入れます。
にんにくとしらすの量は好みに応じて調整しましょう。最後にゆでたパスタを入れて絡めれば完成です。シンプルながらビタミンDを摂れるおいしいパスタが出来ます。