青汁でむくみ対策できる!体に溜まった毒素を効果的にデトックスする方法

むくみ 肥満

丸一日の座り仕事や立ち仕事が終わると、帰りには足がパンパンになって靴をはくのも辛い…とか、朝起きたら顔がパンパンになっててお化粧するのも一苦労…なんてことありませんか?


そんな辛いむくみで悩んでいる人に、朗報です!もしかしたら青汁がお悩み解消の手助けをしてくれるかもしれませんよ。


青汁のむくみ解消効果とは?

 

青汁 カリウム


むくみ」というのは、血液中の水分が血管やリンパ管の外に染み出し、その水分が何らかの原因で体の一部、または全身にとどまっている状態の事です。


その原因は様々で、心臓や腎臓の機能低下といった病気によるものから、塩分・糖分・水分の摂りすぎや運動不足、冷えやストレスといった自分で何とか出来そうなものもあります。


そのなかで青汁が一番得意としているむくみが「摂りすぎ系」のむくみです。その理由の一つに、青汁に含まれている豊富な『カリウム』があります。


カリウムというのはミネラルの一つで、普段は細胞の内側に多く存在し、ナトリウムと一緒に細胞や体液の状態を調整しています。ここで重要なのは、カリウムとナトリウムは一定のバランスが保たれているというところです。


塩分を摂りすぎてしまった場合、たくさんのナトリウムが入ってくるので体内のナトリウム濃度が高くなります。そうするとナトリウムの濃度を下げるために、体は水分を溜めこみます。これがむくみになるのです。


これを解消するためには、増えたナトリウムをなんとかしなくてはいけません。そこでカリウムが活躍するんです!


カリウムには、余分なナトリウムを尿として排出してくれる働きがあります。しかも利尿作用がありますので、体に溜まった水分もどんどんと体の外に出してくれるのです。


カリウムは色々な食べ物に含まれていますが、水に溶けやすい栄養素ですので、茹でたり煮たりと調理をした食べ物よりも、低温や非加熱で作られた青汁のほうが効果的にカリウムを摂れるというわけです。


お酒を飲んだ次の日にむくみが酷い…という人もいると思いますが、これも摂りすぎ系のむくみです。まずアルコールの利尿効果で出てしまった水分や、アルコールの分解に必要な水分を補うためにたくさん水分を摂り、味の濃いおつまみでナトリウムを多く摂ります。


アルコールを飲んだ後の尿には、ナトリウムやカリウムといった栄養素もでてしまうので、足りなくなったナトリウムを補おうと〆にラーメンなど塩分の濃いものが欲しくなり、食べた後また水分を摂ってしまう…という摂りすぎオンパレードなんですね。


お酒を飲んだ後のむくみが気になる人や、味の濃いものを食べた後にむくみが気になる人は、出来たら30分以内に青汁を飲んでおくと、むくみ予防に効果的です。

 

青汁アイコン明日葉青汁のカリウムでむくみ対策

青汁 カリウム


むくみの解消に、青汁のカリウムが効果的…というお話はしましたが、ひと口に「青汁」といっても、使われている原材料はケールに大麦若葉・明日葉に桑の葉にゴーヤなど様々です。


そうなると当然、青汁に含まれているカリウムの量も原材料によって違ってきます。むくみ解消で青汁をとりいれたいなら、カリウムの多い青汁を選びたいですよね?


明日葉のカリウムはトップクラス!


明日葉 カリウム青汁の原材料100g当たりにカリウムが含まれる量は、明日葉540mg、ケール420mg、大麦若葉228mg


まずは『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』に掲載されている青汁原材料のカリウム量を比べてみましょう。


原材料名 カリウム含有量
(可食部生100g中 単位mg)
明日葉
モロヘイヤ
こまつな
ケール
ブロッコリー
にがうり(ゴーヤ)
540
530
500
420
360
260

こうして見ると、明日葉が一番カリウム量が多いのがわかります。大麦若葉と桑の葉については、本来そのまま食べるために作られているものではありませんので、日本食品標準成分表2015年版(七訂)には載っていませんでした。


どの程度成長した葉なのか、収穫時期や乾燥方法でも違いが出てくると思いますので、あくまで参考として、大麦若葉粉末と乾燥桑の葉のカリウム量を書いておきます。


大麦若葉粉末(100g)…2730mg~3200mg
乾燥桑の葉(100g)…2360mg~3101mg


ちなみにカルコンネットで販売されている【八丈島 匠の明日葉】という商品は、100%無添加の明日葉使用でカリウムは100g中3800mgとのことですから、カリウム目的で青汁を選ぶなら明日葉が第一選択肢になるでしょう。


明日葉のポリフェノールも効果的


青汁 明日葉


生の明日葉を調理した事がある…という人は意外に少ないので、知らない人が多いかもしれませんが、明日葉は葉や茎を切ってみると、そこから黄色い汁が出てきます。


この黄汁には明日葉以外の植物にはほとんど含まれていない、ポリフェノールの一種である『カルコン類』という貴重な成分がたくさん含まれていて、強い抗酸化作用や超善玉ホルモンと呼ばれるアディポネクチン」を増やすなど、健康維持にとってありがたい効果がたくさんあります。


そのなかの一つに、血管をひろげて血液の流れを良くする効果があるんです!血行が良くなれば、溜まっていた水分や老廃物を流すことに繋がりますから、むくみが解消される…というわけです。


もう一つむくみを解消させてくれるポリフェノールとして、明日葉には『クマリン』も含まれています。クマリンは血液を固まりにくくし、血液の流れをよくすることで溜まった老廃物を流します。


カリウムだけなら他の原材料の青汁でも摂る事ができますが、カルコン類が含まれているのは明日葉だけですので、ダブルの効果を狙うなら明日葉青汁がオススメです!

 

青汁アイコン青汁で足のむくみ改善!便秘にも

 

むくみで悩んでいる人の中には、「お酒も飲まないし塩分も控えてるんだけど…」という人もいるでしょう。それなら何故むくみが出るのか?もしかしたら便秘が関係しているかもしれません。


便と言うのは、ようするに老廃物などいらないモノのかたまりです。それが体の中に留まっていると、そこからガスや毒素が出てきて体に悪影響を及ぼします。


まず腸内にどんどんガスが溜まっていくと、ガスが下腹部の静脈やリンパを圧迫するようになり、血液の流れが悪くなります。すると老廃物や余分な水分が流れなくなり、足や下半身のむくみに繋がるのです。


そして便から出た毒素は、腸に留まることで体の中に吸収されてしまい、血液の流れに乗って全身を巡ります。毒素は肝臓で解毒されたり、腎臓で尿の中に排出されることで無害化されますが、便秘で次々に毒素が送られてしまうと、肝臓や腎臓は疲れてしまい機能低下も招きます。


肝臓や腎臓で処理しきれなかった毒素や老廃物は、血液中に溜まったままになりむくみの元になりますし、肝臓や腎臓の機能低下は病気が原因のむくみに繋がりかねません。


慢性的に便秘やむくみで悩んでいる人は、カリウムを摂るだけでは根本的な解消になりませんので、便秘そのものを改善する必要があるのです。


食物繊維でデトックス

青汁 食物繊維便秘の解消といえば、真っ先に思いつくのが食物繊維ですよね。食物繊維には便の量を増やして出しやすくする「不溶性食物繊維」と、善玉菌のエサになり便を軟らかくする「水溶性食物繊維」があり、この2つをバランスよく摂ることが大切です。


野菜に多く含まれているのは不溶性食物繊維ですが、こればかり摂ってしまうと便の中の水分が不溶性食物繊維に吸収されてしまい、便が硬くなってさらに便秘を酷くしてしまうこともあるんです。


その点青汁の原材料になっている野菜は、水溶性食物繊維も摂れるものが多く、「難消化性デキストリン」として水溶性食物繊維が加えられているものもありますので便秘の解消に効果的です!


食物繊維には、便秘を解消して老廃物や毒素を出すデトックス効果の他にも、余分な糖質や脂質を包み込んで体の外に出してくれる作用もありますので、水分を溜めこみやすい糖質摂りすぎのむくみにも力を発揮します。


便秘解消なら朝一番か寝る前に飲む

青汁 便秘

塩分やアルコールでのむくみには、それを摂った後に青汁を飲んでもらうのが一番ですが、便秘を解消するなら起きてすぐか寝る前に飲むのがおすすめです。


朝一番の青汁は、寝ている間に失われた水分を補給するとともに、胃腸の動きを活発にして排便を促しますし、寝る前の青汁は朝のスムーズな排便を促します。


ただし寝る前に青汁を飲んだ場合、寝ている間に胃腸が活発に動いてしまうので、気になって眠りが浅くなったり、胃腸の負担になる場合には避けた方が良いでしょう。


人によって最適な時間が違う場合もありますので、しばらく飲んでみてイマイチ効果が感じられない場合は、時間をずらして飲んでみるのも一つの手です。


どちらにせよ、青汁の便秘解消効果や慢性のむくみ解消効果は、飲んですぐに結果が出るものではありませんので、無理のない時間に毎日続けて飲むことが一番大切ですよ!

 

 

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