
便秘って一度なっちゃうとほんと癖になるんですよね・・便秘が続くと毒素がたまって血流も悪くなり悪循環になりどんどん太りやすくなるんだって。そんなに食べていないのになんか太ってる、っていうのは便秘のせいかも。
頑固な便秘症を解消するには?
頑固な便秘の対策は?
いつもいつも便秘に悩まされて、漢方や下剤、サプリもたくさん試しても一時的によくなり、また元に戻ってしまう・・一体どうしたらいいの?って思っているんだけど。

“食物繊維“が便秘対策にはキーポイントです。食物繊維が人の腸の中でどんなはたらきをするかというと、大事な2点にあります。
- 腸のなかの毒素や老廃物を排出しやすくする
- 水分を吸って膨張することで、腸を刺激してぜん動運動が活発になる
ちなみに、ぜん動運動とは腸の食べ物を体外へ排出させるための動きのことをいいます。腸が収縮したり弛んだりしたその波の影響で便がスムーズに肛門までたどり着けるようになります。
便秘症の人は腸内の便の水分が少なくなってしまっていることが多いです。自力ではなかなか体外へ排出できなくなっているので、そのサポートとして豊富な食物繊維や有効な水分補給が重要な課題になってきます。
食物繊維が必要な理由は?
便の量(カサ)を増やして腸を刺激するのに役立ちます。また、便の量に水を含ませて膨らませるのが有効なので、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよくとるとよいでしょう。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維
水に溶ける種類の食物繊維が水溶性食物繊維です。炭水化物の消化や吸収を緩やかにして、体への吸収を抑制するともいわれています。ほかに、腸の粘膜を守ったり、善玉菌を増やす効果もあると言われているので、整腸作用に必要です。
水に溶けない食物繊維が不溶性食物繊維です。胃や腸で水分を吸収し大きく膨らみ、便のかさ増しや、ぜんどう運動を活発にしてくれます。また、毒素を排泄するデトックス効果も期待できるといわれています。
青汁飲んでも治らない・・
青汁飲んで食物繊維とってるのに、よく便秘になるんだけどぉ
なにか原因って他にあるの?

一度でも便秘になると腸内に悪玉菌が溜まってしまいます。そこで、毒素もさらに溜まりやすくなってしまいます。腸内で作られた毒素は、やがて血液中に混ざり体全体に毒素を運んでしまうので、血流が悪くなったり代謝があがりにくくなったり、という影響がでて、なんとなく体がだるい・・というような症状すら出てくることもあります。
食物繊維には、この毒素を体外へ排出するという役割もあるので、積極的にとっておきたいものです。特に便秘症の人は悪循環になっているかもしれないので、早く対策をしていったほうがいいでしょう。
青汁飲んでも便秘に効かないのはなぜ?
腸のぜん動運動が活発になっていない可能性が高いです。
腸のぜん動運動を阻むリスク
- 腸内環境が悪玉菌だらけ
- リラックスする時間が足らない
- 運動不足など
食生活が脂質の多い肉食がメインだと腸内環境は悪化しやすいので、善玉菌が増えるような食生活を目指すのがおすすめです。
また、腸のぜん動運動は副交感神経が優位なときに活発になりますので、ストレスが多い生活リズムの人は、意識して休憩をとるようにしましょう。
体内での刺激だけでなく、外からの刺激として、スポーツをしたりお腹のマッサージをすることでぜん動運動への刺激にもなります。試してみるとよいでしょう。
毎朝、青汁を飲んでるのに、便秘がなおらない、という人は、この辺のリスクについても、考えてみるとよいでしょう。体の腸内環境を整えるのには、実感している人がとても多い青汁です。いつも朝が辛くてお腹もスッキリしないという人は、青汁を飲んで、余計に悪い影響をうけてしまうということは、ほとんど考えられません。
飲みすぎて、ゆるくなってしまうという人も、稀にいますが、飲んでいるうちに、なじんでくるし、自分の体に合った飲み方に工夫するのも楽しいものです。
毎朝さわやかな実感を得るようになったと感じて、青汁を飲み続けている人がまだまだ増えています。基本的にどの青汁も1日1杯~2杯を目安作られているので、目安を基本に飲みましょう