
少食の人は肌荒れ知らず!きれいになろう
1日に3食食べる人がほとんどですが、健康のためにはそれで正しいのでしょうか?
毎日、3食しっかりと食べている人は、もしかしたら、食べ物が完全に消化できずに、宿便として溜まってしまっているかもしれません。
宿便は数週間で発酵して分解されて消えますが、その途中で腐敗が起こって毒素を発生させます。その毒素が血液にまじって全身に回るので、肌が荒れてしまうのです。
1日3食食べているだけなのに、実は毒素を生み出していると思うと怖いですよね。しかし過食を止めれば肌荒れを改善へと導けます。
肌の血流・血行が良くなる
過食を止め、食事の量をセーブすると宿便として溜め込む前に消化・吸収することができます。
これによって毒素が生まれなくなるので、肌に充分な栄養や酸素だけが行き届くようになります。毒素が溜まると血液もドロドロになりますが、毒素が取り払われると血液もサラサラに変わるので血流や血行も良くなります。
肌の毒素が無くなり、栄養素や酸素も行き届きやすくなればターンオーバーも促進され肌の生まれ変わりが一定間隔に保たれます。肌荒れが治らないのはターンオーバーの乱れも原因なので、まずは体内の毒素を排出できるように行動することが大切です。
(肌に十分に栄養や酸素などが行き届くようになる)
少食で老廃物を排出
過食から小食に切り替えると老廃物を外へと排出しやすくなるので、シミやクスミといった肌トラブルも改善へと向かいます。
シミやクスミは本来老廃物が血液中に多くなることで引き起こされます。老廃物が血液中に溢れかえると血流が悪くなり、血管にこびりついてしまうので皮膚に沈着してしまいます。
また小食になると消化へと使っていたエネルギーが今度は排出へと向かうのでより体内の老廃物を排出しやすくします。
小食で毒素を生み出さない、老廃物を溜め込まないようにするとシミ・クスミはもちろんニキビといった肌トラブルも改善していきます。
少食の美肌効果とは?アトピーにも
通常の人に比べて皮膚が弱く、炎症を起こしやすいアトピー性皮膚炎は、未消化のタンパク質やさまざまな有害物質・宿便の毒素などが痛んだ腸壁から体内に取り込まれ悪さをしているのが原因です。
アトピー性皮膚炎を改善するためにも身体の状態を改善させる必要があるので、小食によるメリットを利用してアトピー性皮膚炎を軽減・改善するように行動してみましょう。
腹8分目から始めよう
小食になれ!といわれても、人はそう簡単に生活を変えられないですよね。生活のリズムも狂ってしまいますし、いきなり食事を抜くとお腹が空いて集中できないなどのトラブルが多くなります。
そのためいきなり食事を抜くのではなく、腹8分目から始めて最終的に腹6分目まで減らせるように目標を立てながら小食を目指しましょう。
また腹8分目から始めると挫折しずらく、また諦めずに続けることができます。いきなり食事を抜く方が体に取って負担も大きいですし、継続しづらいので初めてなら腹8分目からスタートしましょう。
小食といっても一定のカロリー摂取は必要なので、目安として1日1700程度は摂取するようにしましょう。
青汁や野菜ジュースで少食に
小食で肌がきれいになるといっても、偏った食事を繰り返していれば依然として肌をきれいにすることはできません。
肌荒れを治すには皮膚の再生に必要なビタミンがとても重要な役割を果たしています。積極的にビタミンを取ろうにも、食事量が制限されては食事から摂取できる量に限りが出ます。
そのため青汁や野菜ジュースをプラスしながら肌に必要な栄養素が不足しないようにしましょう。
肌の再生に必要なビタミン一覧
- ビタミンA・・・肌の潤いを保つために必要
- ビタミンB群・・・ニキビの改善に役立つ
- ビタミンC・・・保湿・美白効果が高い
- ビタミンE・・・血流を良くするので栄養素が行き届きやすくなる。また老廃物・毒素を排出しやすくなる。
肌をきれいにするためにも、老廃物や毒素を生み出しやすいお菓子やレトルトは控えて手作りのニンジン・りんごジュースや市販の青汁を飲んでいくようにしましょう。
また水分でお腹を満たすようにすれば、食べ過ぎにストップをかけ小食に慣れることができます。野菜ジュースや青汁で徐々に慣らしながら、小食に慣れていきましょう!
少食はよく噛むのが美肌への近道
食事は良く噛むのが基本といわれていますが、実際に自分が何回噛んで飲み込んでいるかまで気にしていますか?
良く噛まず、早食いをすると食べる量も増えてしまい未消化の食べ物が胃や腸に溜まってしまいます。未消化の食べ物がアレルギーを引き起こす原因にもなるといわれているので、できれば50回~100回咀嚼して飲み込むようにしましょう。
たくさん噛めば噛むほど唾液の酵素が消化を手助けしてくれます。また噛むことで脳の満腹中秋がほどよく刺激されるので、少量であってもお腹が膨れます。
いきなり50回以上も噛めない人は…
50回~100回噛めって言われても無理!と思うなら、まずは自分が何回噛んで飲み込んでいるかを一度確認してみましょう。
そしてその数字に+10して飲み込めるようにトレーニングしていきます。慣れてきたらまた+10回噛むようにして、最終的に50~100回良く噛んで飲み込めるようにしましょう!

早食いは太る原因にも挙げられます。未消化の食べ物が増えれば宿便へと変わりやすくなるので、肌荒れを治すためにも体重を増やさないためにも早食いは止めるようにしましょう。
好転反応とは?少食は肌に良い
過食から小食に変えるといきなりいつもとは違った体調不良が引き起こされることがあります。
これを好転作用・好転反応といいますが、場合によっては体調を崩すときもあります。しかしこれは身体から汚れや毒素といった悪いものを出そうとしているだけなので、むしろ身体が回復へと向かっていることの表れなのです。
そのため急に生活を変えたから悪くなっているのではないかと心配になると思いますが、好転している証拠なのでまずは様子を見るようにしましょう。しかしいつになっても体調が改善しない場合には病院で診てもらいましょう。
宿便が出てビックリ!?
小食に変えると、消化へと使っていたエネルギーが排出へと使用されるようになるので、匂いが強く色が濃い宿便が排出される場合があります。
いつもとは違った便の匂いや色にビックリすると思いますが、これが出てしまえば身体は楽になっていくので心配はありません。今まで溜め込んでいた悪いものが出てくれたと喜ぶようにしましょう!
また宿便が排出されると今まで感じていた不調も改善されていくのを感じるでしょう。
(匂いが強く、色も悪い便が出ることも、これが出た後は、身体が楽になる)
鼻水・目ヤニが多くなることも
また好転作用・好転反応は宿便だけではありません。
人によって好転作用・反応は異なり、鼻水が出たり目ヤニが多くなることもあります。他にも尿の色が濃くなる、頭痛が起こる、身体が怠くなるなどの反応があり、色々なところから身体の汚れが排出されていきます。
好転作用や反応を感じているときはつらいですが、終われば身体が楽になり肌もきれいになっていくので経過を観察しましょう。
どうしても体調が改善しない場合には他の問題が発生している可能性があるので一度病院で事情を説明し、診てもらいましょう。