
青汁の原料といえば「大麦若葉」「ケール」「桑の葉」などがポピュラーに使われています。どの原料がどのくらい含まれているかは青汁によって異なっており、つまりどの原料の青汁を飲むのが良いのかを知るためには、原料の特徴を知っておく必要があります。
まずはどのような目的で青汁を飲むのかを明確にさせておくことで自分にぴったりの原料が含まれている青汁を見つけることができます。健康が目的の方、美容やダイエット時の栄養補給が目的の方、人それぞれに見合った原料の特徴を知ることでより良い青汁を選べることに繋がっていきます。
栄養豊富でクセがなく飲みやすい大麦若葉
大麦若葉はイネ科の植物で大麦の若い葉の部分をさします。
鉄、カルシウム、カリウム、鉄、銅、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれているほか、ビタミンB1、ビタミンC、βカロテンも含まれています。
大麦若葉にはSOD酵素が含まれています。このSOD酵素は大麦若葉だけに含まれているという特徴があります。大麦若葉は味にクセが少なく飲みやすいので青汁に加工しても飲みやすいという特徴があります。
食物繊維の量が大変多いのも大麦若葉の特徴
大麦若葉には、レタス、ブロッコリーほうれん草などを上回る食物繊維が含まれています。食物繊維は、厚生労働省が摂取目標値を定めている栄養素ですが、積極的に摂取したい栄養素の1つです。参照:日本人の食事摂取量標準
毎朝のスッキリをサポートし、普段の食事をコンビニや外食で済ませることが多い人や、お肉料理がお好きな人には最適な原料と言えるでしょう。
ケールはメラトニンとルテインの宝庫
ケールは葉キャベツとも呼ばれており、アブラナ科の植物でなじみ深い野菜でキャベツの一種です。青汁が「まずい」「苦い」というイメージを持たれがちなのは、実はこのケールのせいかもしれません。ケールには独特の苦味があり飲みにくさを感じる方が多いようです。栄養面では食物繊維やβカロテン、カルシウムが豊富です。ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類も多く含まれています。
ケールはメラトニンという休息に関わる成分が含まれていることや、ブルーベリーなどに含まれているクリアな毎日を支えてくれるルテインも豊富に含まれていることが特長といえます。
また、アブラナ科の植物を食べている人はは健康維持に役立つという研究結果もあり、アブラナ科のケールには特に健康維持に役立つ働きも期待できます。
アブラナ科の植物に含まれているイソチアシアネートという成分が持つさまざまな健康維持パワーについて研究結果が報告されています。
エイジングケア成分で若々しい毎日をサポート
ケールに含まれるβカロチンはエイジングケア成分として働き、若々しい毎日をサポートしてくれます。
美容ケアにも役立ちます。
桑の葉は栄養価の高さと活力サポートで最近高い注目を集めている
桑の葉とは日本や中国などでよく知られている落葉高木の一種です。
近年はその栄養価の高さや活力サポートの強化に役立つため、お茶(健康茶)や健康食品にも利用されています。
桑の葉ならではの成分であるDNJ(1-デオキシノジリマイシン)の働きも高い注目を浴びています。DNJはビタミンEが多く含まれており、その量はケールの約10倍も含まれているといいます。
男性から高い注目を集めている「マカ」などにも並ぶほどのビタミンEが含まれており、このことから男性向けの青汁商品の中には、桑の葉中心のものもあります。
リフレッシュにも役立ちます
桑の葉にはGABA(ギャバ)という成分が含まれております。GABAはリフレッシュケアに役立ちます。