
不妊の改善は食事から!その原因とは?
結婚する平均年齢が上がったせいか、不妊に悩むカップルが増えてきました。キャリアのために妊活を遅らせる夫婦も多いせいか、不妊治療で子供を授かるケースが徐々に増えていますね。また、若い年代でも妊娠しづらいカップルが増えていて「妊活」という言葉がポピュラーになってきました。
不妊治療で病院で検査や治療をするのが、真っ先に思い浮かびますが、第一に食事を中心とした生活習慣を見直すことで、不妊対策ができるとしたら、一番自然でいいですよね。妊娠しやすい身体作りのために、積極的に摂りたい食事をご紹介します。
赤い食材・黒い食材で妊活
妊活に良いという食材は多々ありますが、分かりやすく色で覚えておくと良いでしょう。赤い食材(カツオやサバなど血合いが多い魚、ラムや牛肉などの赤身、トマトや人参などの赤い野菜)は血行を促進します。また、白い大豆ではなく赤色の小豆は腎臓から下の生殖機能を活発にする働きがあります。
また黒い食材(黒ゴマ、黒豆、黒米など)はミネラル豊富で、ホルモンの量を増やしてくれたり、バランスを整えてくれる役割があります。
間食はナッツとドライフルーツ
過度なダイエットや太りすぎなど、健康的な体型からかけ離れた人も妊娠しづらい事が分かっています。バランスの良い食事と適度な運動が推奨されていますが、忙しいとなかなか実践できませんよね。体型維持にオススメなのが間食をヘルシーなものに変える事です。
ダイエットの時にはビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質などが不足しがちなのですが、適度に補える間食が「ナッツとドライフルーツ」です。特に脂質が良質で、お肌のうるおいを保ちつつ、体脂肪になりにくいという特徴があります。
血流アップで低体温撃退!不妊は改善できる?
夏でも手足がひんやりしている「冷え症」に悩んでいませんか?実は妊活には冷えが大敵。体温が低下すると、生殖機能がぐっと低下してしまったりホルモンバランスが崩れてしまったりします。そんな冷えも、食事で改善してしまいましょう!
根菜で体を温める
「寒い時期」「寒い地域」でできる食べ物は体を温める作用があります。特に根菜類が優秀で、ごぼうやレンコン、人参などは積極的に摂りたい食品。体を温める代表的なショウガも根菜に分類されます。
夏野菜はスープやシチューにして
反対に、葉物野菜や夏野菜など、土の上にできる野菜は体を冷やしやすいので注意しましょう。きゅうりやナス、セロリなどは加熱して食べるかショウガやニンニクなど体を温める食材と一緒に食べると良いでしょう。
男性・女性問わず青汁がおすすめ!不妊改善
妊娠に必要な栄養素を食事で完璧に補うことは難しいと言われています。妊活をしている人で、サプリメントを飲んでいるという人も多いのではないでしょうか。
実は、男女ともに必要な栄養素が青汁で補えることをご存知でしたか?青汁には妊娠しやすい身体づくりのほか、受精卵が着床しやすくなったり赤ちゃんが成長するのにも欠かせない葉酸や鉄分、カルシウム、亜鉛などの栄養素が含まれています。
男性不妊の改善に効果的
男性不妊(精子量が少ない、運動量が少ない)の原因は様々ですが、原因の1つとして不規則な生活が挙げられます。特に喫煙や食生活の乱れは知らず知らずのうちに不妊のリスクを高めてしまっているというデータもあります。
青汁を食事にプラスするだけで野菜不足が解消され、ビタミンやミネラルが不妊のリスクを下げてくれる効果があります。特に亜鉛やセレンは精子の量を増やしてくれたり精子の運動量を高めてくれる栄養素が豊富で積極的に飲みたい健康的なドリンクです。
鉄分は卵巣の機能を正常に保つ
もちろん女性の不妊にも嬉しい効果がたくさんあります。女性が不足しがちな鉄分・亜鉛・カルシウムなどのミネラルは、それぞれバランスよく摂らないと卵巣機能の低下を引き起こす大切な成分。
クロロフィルなどの抗酸化成分も入っているので、細胞の老化も防ぐことができます。継続して飲むことで加齢に伴う妊娠のリスクを軽減することが期待できます。