肉食をつづけると健康を害する?野菜食とどっちがいいのか

肉食

肉食で健康被害?腸の長い日本人には害がある?


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野菜よりもお肉の方が好き!という人は結構多いですよね。

 

また毎日の食卓でも野菜よりもお肉類を多く食べている人も最近では多いのではないでしょうか。しかし肉食が多いと体はどうなってしまうのかを知っているでしょうか?

 

お肉は美味しくて食べごたえがあるのが魅力ですが、その美味しさに隠されている健康被害を知っていないと、いつの間にか大きな病気を引き起こしている可能性があるんです!

 

肉は腸で毒になる


近年糖質制限ダイエットが流行し、炭水化物をとらない代わりにタンパク質であるお肉を沢山食べるという人が増えましたよね。

 

しかし食の欧米化は日本人にとっては健康被害が大きく、続けていると腸の中が毒素だらけになる恐れがあるんです。日本人の腸は外国人に比べると長いといわれていて、消化の悪いお肉が腸内に長くとどまるとそれだけ腸の中で毒素を発生させます。

 

その毒素が排出されずに体内に溜まると、やがてさまざまな病気を引き起こす可能性が高まります。美味しい美味しいといって食べているお肉でも、私たち日本人の体には負担が大きすぎることがあるのです。

 

 ガンや生活習慣病の原因


動物性たんぱく質であるお肉は、37℃で腐敗します、ヒトの体内の温度とほぼ同じなので、早く消化させないとすぐに腐って腸内から毒素が発生します。さらに、これによって引き起こされる病気の一つにがん(大腸がん)もあります。

 

食生活の欧米化で日本人の大腸がんでの死亡率は近年右肩上がりにあります。また毒素が体内に溜まると血液を介して全身に回ってしまうので、がんの他にも糖尿病や高血圧といった生活習慣病をも引き起こします。

 

体内の毒素は溜め込んでしまうと表面的なトラブルから始まり、やがて大きな病気を引き起こすので、自分自身がその危機感を持ち、予防していくことが大切です。

 

 

野菜日本人らしく肉食よりも菜食で健康維持!


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日本人と欧米人の体の作りはやはり違うものです。

 

やはり日本人は日本人らしく、肉食よりも菜食の方が体に合っています。また野菜を多く摂る方が健康にも良いので、食事は野菜中心にバランスよく食べるようにしましょう。

 

しかしお肉を一切食べない方が良いということではないので安心しましょう!

 

野菜を食べてバランス良く


日本人といえばやはり和食ですよね。また、ビタミンやミネラルは体内で作ることができない栄養素で、常に外から摂取し続けないと体調不調を起こしてしまいます。野菜中心のおかずにした方が健康を維持しやすくなりますが、ほとんどの日本人は、野菜不足に陥っていて、厚生労働省が目標とした1日の摂取量の350gに達していないのが現実です。

 

ビタミンやミネラルは体の機能をスムーズにする大事な役割があり、足りなくなるといろいろな不調をきたし、病気のリスクを上げてしまいます。バランスの良い食生活で、野菜や良質のタンパク質を摂るようにしていきましょう。

 

お肉は少な目にしてお豆腐や大豆製品を使ったレシピを食事に組み合わせてタンパク質を補うとよいでしょう。少量のお肉を摂るのは構いませんが、薄口の味付けで煮物にしたり、脂身を取ってさっぱりとしたいただき方がおすすめです。

 

また、体を冷やさないためにも温かいものを食べるようにした方が血行も良くなり老廃物も排出しやすいですよ。


食材によって調理方法を使い分けよう!

食材の中には温めると栄養分が失われるものと栄養分がアップするものがあります。
例えばビタミンCや消化酵素であるジアスターゼは熱に弱い性質を持つので生で食べるのが良いです。反対にトマトに含まれるリコピンなどは加熱するとその効果が倍になる特徴があります。
食材によって調理方法を使い分けると栄養素をより効率的に吸収できます!


調理方法にまでこだわってみると、より健康効果を上げられるので試してみましょう!

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肉は量より質!


国産牛野菜が体に良いのは分かるけど、やっぱりお肉が好き!という人も多いでしょう。

 

お肉の必要量は成人男性140g、成人女性は100g程度といわれていますが、これよりも少なくても良いんです。問題なのはこれよりも多い量を毎日食べ続けることです。

 

またお肉にはさまざまな種類がありますよね。お肉は量よりもを重視した方が良いので、加工品や脂身といったものは控えて、国産のお肉や飼育方法にこだわって作られている良質なお肉を選ぶようにしましょう。

 

野菜ご老人にはお肉は必要?適度に食べて健康長寿!


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歳を取ると食べられる量も限られてきて、お肉は胃に負担が多きと考える人もいるでしょう。

 

しかし歳を取ってもお肉は適度に食べた方が健康には良いんです。むしろ若者よりも良質なタンパク質が必要になるので、年を取ってもお肉は適度に食べるように食卓に並ばせるように意識する必要があります。

 

年を重ねたら肉も必要?


近年高齢者の栄養不足が所々で報告されています。その原因はタンパク質を極端に摂取しないためといわれています。

 

歳を取ったらお肉は必要なくなる、なんて考えは間違っていますが、高齢になって体を動かしにくくなるからこそ良質なタンパク質が必要になります。タンパク質は体を動かすためのエネルギー源ですから、その源がなくなればさらに体が弱ってしまいます。

 

お肉でなくてもお豆腐や大豆製品でも良質なたんぱく質になるので、納豆や冷ややっこや湯豆腐など、毎日しっかりいただくようにしましょう。高齢者であっても適度にお肉は食べても大丈夫ですが、消化の良い食べ方を心がけましょう。

 

適量の肉は老化防止


大量のお肉を食べるのは毒になりますが、適量であれば老化防止効果があるといわれています。

 

タンパク質に含まれているアミノ酸は肌や体の老化を防止する働きを持っています。そのため適度な量を食べることによって老化を防止できるので、まったく食べないという極端な考えは止めるようにしましょう。

 

なんでも適量が一番体に良いです。バランス良い食事を心がけ、自身の健康は自身で管理できるようにしましょう。

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